My Dear Darlin’・咲真ゆかが語るグラビア挑戦の真意と思い描くビジョン
●内定を辞退して挑戦したアイドル活動
――さきほど就活のお話もありましたけど、アイドルになるきっかけも就活中にアイドルのライブを見たことがきっかけになったんですよね。 咲真::はい。最初は日本のアイドルに関心がなかったんですけど、就活をする少し前に今の事務所の先輩アイドル・FES☆TIVE(フェスティブ)さんのライブを見る機会があったんです。その頃、流行っていたAKB48さんのようにテレビで可愛くパッケージされたものがアイドルだと思っていたんです。でも、ステージ上で汗だくになってパワフルな姿で踊って歌っている姿に惹かれました。後日、その事務所がオーディションを開催していて、就活の内定を辞退して挑戦したら受かりました。 ――22歳からのアイドル挑戦は周りに比べたら遅いスタートですよね。 咲真::私はダンスも歌も未経験だったんですけど、就活を経験していたので面接慣れはしていて。10代のコが多いなかで合格をつかみ取れたのは、自分の長所や短所を理解していたからなのかなと思ってます。 ――あと学生時代にアイドルにまつわるバイトをしていたと書いてあったんですが。 咲真::大阪でダイコクドラッグのイメージガールズユニットをしてたんです。ダイコクドラッグって、道頓堀で看板を持った店員さんが踊ってたりするんです。私も派手なコスチュームを着て、「いらっしゃいませ~!」って呼び込みをしてました。 ――それは度胸がつきそうです。マイディアは「令和新時代の王道アイドル」をコンセプトに誕生してから5年目を迎えます。あらためて、リーダーとしてグループのアピールポイントを教えてください。 咲真::私たちのライブは、生歌。楽曲もジャンルレスなので、アイドル好きではない方でも楽しめると思います。デビュー直後にコロナ禍になってしまったので、声が出せない中でもファンの人を一緒に巻き込めるライブをメンバー全員で考えながら作り上げてきたので、今のマイディアのスタイルは唯一無二の強みです! ――今年6月11日には、TDCホールで7回目のワンマンライブが控えています。 咲真::ありがたいことにワンマンの会場も大きくなっていて、今回のライブでは新しいライブ構成でお届けします。ライブタイトルにある「約束」のとおり、ファンの人との新たな絆ができるようなパフォーマンスをしたいと思っています。 取材・文/吉岡 俊 撮影/武田敏将 ヘアメイク/榊原みさと スタイリング/鮎川恵子
日刊SPA!