平均在籍年数は6・8年 NPBの戦力外・引退選手進路調査
日本野球機構(NPB)は22日、23年オフに戦力外となった選手と現役引退選手(外国人選手、一部の外国籍選手を除く)の進路調査結果を発表した。 同調査は07年に始まり、11年から結果が公開されている。 今回の対象人数は153人。対象者の平均年齢は27・1歳、平均在籍年数は6・8年で、昨年(27・8歳、7・7年)より若年化、短期化した。 最も多かった進路はNPB関係(選手、コーチ、スタッフなど)で93人(約61%)。その他野球関係(NPB以外の選手、コーチ、スタッフ、解説者など)が47人(同31%)で、この中にはファーム新規参加球団(オイシックス、くふうハヤテ)の13人が含まれている。他には野球関係以外(一般企業、起業独立、他競技転身など)が8人(同5%)、未定・不明が5人(同3%)となっている。 また、昨秋のフェニックス・リーグで若手選手299人に実施したセカンドキャリアに関するアンケート結果も発表された。引退後にやってみたい仕事は会社経営者が約20%でトップ。2位以下は高校野球の指導者(同13%)、12球団の監督・コーチ(同11%)、社会人・クラブチームでの現役続行(同11%)、海外での現役続行(同10%)だった。
報知新聞社