電撃移籍もあり得る!? DeNAのトレード注目選手(2)“開幕スタメン”の輝きは…?
三浦大輔監督が就任4年目を迎えた2024年シーズンの横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から復調の兆しを見せたが、石田健大や上茶谷大河など、主力級の離脱も見られている。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、DeNAでトレード候補となり得る選手を紹介する。
知野直人
投打:右投右打 身長/体重:182cm/85kg 生年月日:1999年2月16日 経歴:第一学院高 - BC・新潟 ドラフト:2018年ドラフト6位 ファームでは結果を残している知野直人だが、一軍ではその力を発揮できていない。 知野は通信制の第一学院高を卒業後、独立リーグでのプレーを決断。優れた結果を残し、ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団した。 ルーキーイヤーこそ苦しんだ一方、プロ3年目はファームで36試合に出場し、打率.279をマーク。同年は一軍でプロ初ヒットとなるホームランも放った。 2022年は「6番・一塁」で開幕スタメンに名を連ねたものの、一軍定着には至らず。昨季も、9月3日の巨人戦で代打逆転満塁ホームランを放つなど印象的な一打を見せたが、飛躍には至らなかった。 今季は牧秀悟が離脱した際に一軍でスタメンの機会を得たが、チャンスを活かせず。ファームでは結果を残す一方、一軍では依然として活躍できないシーズンが続いている。 パンチ力ある打撃とユーティリティー性が光る知野だが、チームの内野陣には牧、宮﨑敏郎などの強打者が多く、守備固めでは柴田竜拓が控えているなど、出場機会は限られる。 それでも、ファームでは安定した成績を収め続けているため、知野を評価する球団はありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部