今年キャリアアハイ確実の若手調教師 待望の重賞初Vに向け新潟記念にライトバックで挑む
茶木太樹調教師が新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)のライトバック(牝3)でJRA重賞初制覇を狙う。 【写真】春二冠はともに3着ライトバックのこれまで 茶木調教師は83年10月1日生まれの40歳。21年に開業してJRA通算61勝。今年は先週までに18勝を挙げており、過去最多の22年の20勝を上回ることはほぼ間違いない。ただ、重賞に限ると延べ10頭が挑み、今年の桜花賞とオークスのライトバックの3着が最高着順となっている。 そのライトバックで今週末は新潟記念に参戦する。春2冠はともに3着だったが、桜花賞で上がり3F最速となる32秒8をマークしたように、決め手は世代屈指といえる。今回は新馬戦以来の牡馬相手となるが、その分だけハンデは軽い。新潟外回りも昨夏の新馬勝ちが示すように適性があり、好勝負は必至だろう。 人馬ともに初タイトルを獲得し、秋に飛躍できるか。春の悔しさを晴らすような、圧巻の差し切りを期待したい。