小池知事定例会見3月10日(全文1)働き方改革の専用ウェブサイトを開設
フラッグツアーで小金井市と東村山市を訪問
それから今度、フラッグツアーでございます。4月1日の土曜日、今度は小金井市と東村山市を訪問する予定でございます。小金井市では都立小金井公園で行われますフラッグツアーイベントに参加をいたしましてオリンピック旗、パラリンピック旗をお渡しするということでございます。そして東村山市で国立ハンセン病療養所であります多磨全生園。そして重症心身障害児、心身障害者施設であります秋津療育園、この2カ所を視察する予定といたしております。入所者、施設の方々にもお目に掛かりまして、現状について自分の目で見、そして声を聞いてこようと考えております。こちら担当はオリ・パラ局でございます。
下水道事業について
それからちょっと変わったところで下水道事業についてお伝えをいたします。地球温暖化防止計画の一環といたしまして、アースプランというものがございます。そこで2017の策定についてのお知らせでございます。下水道局は、都庁で実は最大の温室効果ガスを排出しているのは下水道局であります。そのパーセンテージは都庁全体の事業活動の35%を、実はこの下水道局が消費していると、排出しているということであります。 なぜかっていうと汚水とか雨水のくみ上げとか汚れを分解させる微生物への空気を供給するとか、下水の処理過程において生じます汚泥ですね、これを燃やすといったような、これらの事業活動の中で大量の電気、そして燃料を消費しているということであります。で、また、今後ですけれども、消費量は若干減ったんですけれども、また少し増加傾向にあるということと、それから最近は集中豪雨のような形で大変激甚になりますね。そこで浸水対策の強化のためにくみ上げる雨水の量を増やすということが必要になったり、下水をいっそうきれいにする高度処理を導入するということから、さらに電力使用量が増えるという見込みになっているんですね。 そこでそのままではいかんということでしっかりと目標を立てたということでございます。これは以前からアースプランというのが作られていたということでありますので、第3弾ということになります。で、プランでは2030年度までに下水道事業で発生するGHG、温室効果ガスを2000年度比で30%以上、これを数字で、量で表しますと約32万トン削減するという、ちょっと目標をさらに高めたということであります。この目標達成のためには下水道局で開発しました新たな高度処理技術、焼却廃熱を活用した発電、それから太陽光発電、それから建物、施設のLED化、これらに取り組むことによりまして、今申し上げました高い目標ではありますけれども、これを達成するということを目指していきたいと考えております。