【びわこボート・GⅢイースタンヤング】関浩哉 特別インタビュー/連覇果たしてヤングダービーへ/16日開幕
ボートレースびわこ(滋賀県大津市)のGⅢ「第11回イースタンヤング」が16~21日に開催される。30歳未満のヤングレーサーの晴れ舞台であるプレミアムGⅠ「ヤングダービー」(9月。今年は群馬県・桐生で開催)へのトライアル競走。大阪支部以東(群馬、埼玉、東京、静岡、愛知、三重、福井、滋賀、大阪)の若手の勝率上位が出場し、優勝者はヤングダービーへの優先出走権を得る。昨年の第10回大会(愛知県・とこなめで開催)を制した関浩哉(群馬)に、連覇への意気込みや今年の足取り、びわこに対する思いなどを詳しく聞いた。 【ボートレース】ウエスタンヤング出場選手【表】
前回のびわこ開催時も活躍
――昨年のイースタンヤング覇者ですから連覇を目指す立場。今年もVの最右翼と言っていいでしょうか。 「ほかに強い選手はたくさんいるので、自分が筆頭格とは思いません。伸びを重視した個性的な仕上げの選手や、記念やSGでも活躍できるだけの地力がある選手も多いですし、ウエスタンよりもレベルは高いんじゃないかな。とこなめであった昨年のイースタンで優勝はできたけど、何とか手にした結果だったし、今年もまず優勝戦に乗ることが第一。でも本当に、口で言うほど簡単ではなく、難易度の高い目標だと思っています」 ――びわこでのイースタンヤング開催は5年ぶり2度目。前回も出場して優出(3着)と好走しました。 「えっ、そうでしたか?」 ――予選を2位で通過して準優は1号艇。そこで2着でした。 「思い出しました。前田篤哉君に差されたんです。それで、準優1枠ながら2着にとどまりましたけど、予選はしっかり走れたわけだし、この水面での大会相性もいいということ。今回も頑張りたいですね」
自分のペラ調整が水に合う
――水面攻略法も手の内ですか。 「プロペラ調整がよく分かっているというわけではないけど、自分好みのペラ調整が合いやすい水面ではあると思っています。重ための調整でもターンで進んでくれますから」 ――アウトまで幅広く利く水面というのも、オールラウンダーな関選手に向いていそうです。 「確かにそういう定評があるコースですけど、1Mがバック側に少し移設されてからは、やっぱりインが強い。アウトからは遠いなという印象です」 ――ならば今回も、5年前と同じく絶好枠で準優に進みたいところです。 「事故なく大敗もしないよう、一戦一戦を大事に積み重ねていきたいですね」