J1優勝を目ざす町田。V経験者のMF下田北斗が技術や戦術より強調したのは?「僕自身も表現できるようにしたい」
「自分たちで勝ち取るんだという気持ち」
FC町田ゼルビアは10月3日、公式YouTubeチャンネルでMF下田北斗のインタビューを公開した。 【動画】セルビアがMF下田北斗のインタビューを公開! 9月28日に行なわれたJ1第32節で、町田は首位のサンフレッチェ広島と敵地で対戦。0-2で敗れ、この結果、2位から3位に後退。下田は、敗戦の悔しさと切り替えを語る。 「大事な一戦というのは選手、スタッフ、クラブ全体で感じていたところで。多くのサポーターの方も広島まで駆け付けてくれましたし、パブリックビューイングもしていただいたなかで、結果が出なかったのは僕たち全員、本当に悔しい思いがあります。まだ試合は残っているので、そこに向けてしっかり切り替えて、また頑張っていこうという気持ちで、今みんなでトレーニングしています」 自身は、川崎フロンターレ時代の2018年と20年にJ1制覇を経験している。町田がタイトルを手にするには、気持ちの強さが大事だという。 「チームの一人ひとり、全員が意識高く目標に向かって取り組むのは、すごく大事だと思います。あとは当然、技術や戦術だったり、いろんなものがあるんですけど。それより優勝したいという強い気持ち、自分たちで勝ち取るんだという気持ちが、最後、一つひとつのプレーに表われて、勝利をたぐり寄せていくと思うので。そういったところは、僕自身も表現できるようにしたいですし、チームみんなでしっかり強い気持ちを持ってやっていくのが大事だと思っています」 次戦は10月5日にホームで川崎と相まみえる。下田はファン・サポーターに向けて「僕たちがホームで良いプレーをして勝利を届けることができれば、よりクラブも町田も盛り上がると思うので、一緒になって戦ってもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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