【累計生産100万台を達成】三菱 インドネシアの生産拠点 2017年4月から生産開始で約50カ国へ輸出
累計生産台数が100万台を達成
三菱は、インドネシアの生産拠点「ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(以下MMKI)」の累計生産台数が100万台を達成したことを記念し、現地で記念式典を実施したと発表した。 【写真】日本より海外で有名な三菱のクルマをみる (35枚) 式典には、インドネシア政府のファイソル・リザ産業副大臣、正木靖 駐インドネシア日本国特命全権大使、三菱自動車社長の加藤隆雄のほか、サプライヤーや関係会社の方々が参列したという。 三菱自動車社長の加藤は式典で「政府の皆様、サプライヤーや関係者の皆様のご支援のおかげで、インドネシアの生産拠点は当社にとって大きな事業の柱に成長しました」と述べた上で、「ここで生産した車両はインドネシア国内で販売されるほか、一部車両はアセアン各国を含む世界の国々に輸出しており、アセアンの主要生産拠点として重要な役割を果たしています。今後も魅力ある商品を市場へ投入し、インドネシア経済のさらなる発展に寄与していきたいと存じます」と語った。 同国ブカシ県のGIIC工業団地にある生産拠点は、三菱自動車が三菱商事株式会社、現地パートナーPT Krama Yudhaとともに設立した生産合弁会社で、生産能力16万台の工場として2017年4月から生産を開始。 その後、2019年度に22万台の生産能力に引き上げ、現在、約50カ国に輸出している。 ■MMKIの歴史 2017年度『パジェロ・スポーツ』(4月)/『エクスパンダー』(9月)生産開始 2018年度『エクスパンダー』(4月)輸出開始/『コルトL300』(5月)生産開始 2019年度『エクスパンダー・クロス』(11月)生産開始 2023年度『エクスフォース』(10月)/『ミニキャブEV』(12月)生産開始/『エクスフォース』(2月)輸出開始 2024年度 100万台達成(10月)
AUTOCAR JAPAN(執筆)