天台宗・大樹孝啓座主が退任へ
びわ湖放送
天台宗は、最高位である大樹孝啓座主が高齢のため、職を譲り、来月1日付で、藤光賢探題が座主に就任すると発表しました。 天台宗のトップである大樹孝啓座主は100歳。2021年に第258世天台座主に就任しました。天台宗によりますと、大樹座主は去年夏ごろから体調が優れず、職を譲る意向を示されたことから、意志を尊重することが最善と判断したということです。 後任の座主には、来月1日付で、藤光賢探題が就任します。藤氏は、長崎県出身の93歳で現在、佐賀県の金乗院の住職を務めています。藤氏が座主に就任する上任式は来月1日に、大津市坂本にある滋賀院で行われます。
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