珠洲市長「地震の仮設住宅は年内完成」
北陸朝日放送
珠洲市の泉谷満寿裕市長は、地震による珠洲市内の仮設住宅は年内には必要戸数のすべてが完成する見通しであることを明らかにしました。 13日に行われた会見で泉谷市長は、珠洲市における現在の復旧状況や今後の見通しについて述べました。地震の応急仮設住宅に関しては残り58戸となっており、年内には完成する予定であると述べました。豪雨災害による仮設住宅は現在22戸の工事が進められており、こちらは2月下旬の完成を目指しています。 また大谷浄水場の復旧工事が完了し通水を始めていることや、断水が続いている片岩、清水、仁江地区に関しても現在送水管の設置を急いでおり、早ければ年内にも通水したい考えを示しました。 来年1月1日には、珠洲市民図書館の会議室と大谷小中学校に献花台を設けて犠牲者を偲ぶほか、当日は市内を巡回する無料送迎バスも運行する予定です。