【動画】3日の天気 - 秋雨前線で全国的に傘の出番 極端な暑さはなく、気温急降下も(3日7時更新)
きょう(木)は秋雨前線の雨が降りそうです。道路が冠水してしまうような降り方になるところもあって注意が必要です。季節外れの暑さとなるところはほとんどない見込みで、東北太平洋側などは、きのう(水)と比べて大幅に気温が下がる予想です。
きょう(木)は秋雨前線の上を低気圧が進む予想です。さらに台風18号からの湿った空気も流れ込み、大気の状態は非常に不安定になるでしょう。激しい雨や非常に激しい雨の降るところもあって、注意が必要です。
特に雨が強まりそうなのが、午前は四国や近畿、午後は東海や能登半島を含む北陸の見通しです。低気圧が近づくとともに雨あしが強まるでしょう。日中は青空も見られる北海道も夜は天気が崩れそうです。関東は朝、晩を中心に雨具があると安心です。
極端な暑さになるところはない予想です。きのう(水)は観測史上初めて仙台で10月の真夏日となりましたが、きょう(木)の仙台の最高気温は20℃で長袖がおすすめです。東京や名古屋、大阪などもきのう(水)よりも5℃以上も低くなりそうです。ただ、こちらはムシムシとした体感になるでしょう。
台風18号はこの先も動きがあまりなく、台湾付近で熱帯低気圧へと変わっていくでしょう。ただ、沖縄地方ではまだ影響がありそうです。
沖縄地方では、きょう(木)は激しい雨が降るおそれがあります。また、うねりを伴った高波にもまだしばらくは注意が必要です。 (気象予報士・菊池真以)