石橋貴明はマスコミにも後輩芸人にも“サービス精神”旺盛 とんねるずライブは「来週でも良い」
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 年末恒例、フジテレビ系「細かすぎて伝わらないモノマネ」(7日・午後9時)の取材会に石橋貴明(63)アンタッチャブル柴田英嗣(48)山崎弘也(49)が出席した。 収録の度に番組の見どころなどを語る取材会が行われる。石橋は、一聞けば10以上、といったくらいに毎回報道陣の質問にサービス精神旺盛で答えてくれる。 この日は「細かすぎて-」の収録の中でとんねるずのモノマネを披露した出場者がいたことから、29年ぶり開催で話題となったとんねるずライブ再開催の可能性について問われると「木梨憲武次第ですね…」とポツリ。そしてすかさず「僕は来週でも良いですよ」と真顔で回答した。もちろんユーモアが入っているのは分かるが、受け取り手のツボを抑えた“サービス精神”は、さすが第一線で活躍してきたエンターテイナーだと感じざるを得ない。 出場者たちにも“サービス”はかかさない。取材が終わると、収録を終えた出場者たちが待つ隣の別スタジオへ。6月の収録時、その様子を見学させてもらったが、出場者たちが語るこの番組出演にかける思いなどを1つ1つくみとるように聞いていた。「うんうん」とうなずきながら聞き入り、「また会いましょうね」と、次の収録での再会を約束する。短い時間の中で後輩たちの背中をしっかりとたたいて去って行った。今回の収録後も取材を終えると、足早に隣のスタジオへ。割れんばかりの拍手に包まれる音が聞こえてきた。後輩へのねぎらいを忘れない姿勢が、後進を育てていくのだろう。エンタメと向き合う不朽の背中を感じる瞬間だった。【望月千草】