伊首相、21日の会合欠席 来年G7は6月開催
【ローマ共同】G7広島サミットに参加中のイタリアのメローニ首相は日本時間21日未明、広島市内で記者会見し、イタリア北部で起きた洪水被害への対応のため、21日の会合に出席せずに帰国すると明らかにした。議長国を務める来年のG7サミットを6月に南部プーリア州で開催するとも表明した。ANSA通信によると記者会見後、専用機で広島を離れた。 【写真】サミット前にゼレンスキー氏と握手するメローニ伊首相
メローニ氏は「困難な時期にイタリアから離れていることはできない」と予定を早めて帰国する理由を説明した。他の首脳からも理解を得たとしている。 北部エミリアロマーニャ州では大雨により河川の氾濫が相次ぎ、10人以上が死亡するなど大きな被害をもたらした。