ドンナルンマはイタリア代表の守護神の座を守れるか メレト、ヴィカーリオ、ディ・グレゴリオら控える優秀なGKたち
PSGでは批判を受けることもあるが……
パリ・サンジェルマンのゴールを守るジャンルイジ・ドンナルンマは、これまで何度か仏メディアより厳しい評価を受けている。確かな実力者ではあるのだが、PSGではイージーミスとも取れるプレイを何度かしてしまっているのだ。 気になるのはイタリア代表での立ち位置だ。ドンナルンマはアズーリの絶対的守護神ではあるが、イタリアはGK大国でもある。他にも優秀なGKが控えているのだ。 まずはセリエA首位を走るナポリの守護神アレックス・メレトだ。2018年よりナポリでプレイするメレトの経験値は十分で、2022-23シーズンにはスクデットに貢献。アズーリでは3試合しかプレイしていないが、十分に代表でプレイするだけの力がある。 さらに今月のメンバーにも入っているトッテナム守護神グリエルモ・ヴィカーリオだ。2021-22シーズンにはエンポリでセリエAシーズン最多となる152回のセーブ数を記録し、現在所属するトッテナムでも評価を得ている。 モンツァでの活躍もあり、今夏にユヴェントスへ加わった27歳のGKミケーレ・ディ・グレゴリオも忘れてはならない。昨季のセリエAではモンツァの守護神としてセリエA最多126回のセーブを記録し、移籍したユヴェントスでもマッティア・ペリンとの争いがありながらもリーグ戦9試合で出番を得ている。そのうち6試合はクリーンシートとなっており、グレゴリオも確かな実力者と言える。まだアズーリでプレイした経験はないが、何度かメンバーには招集されている。 仏『Foot Mercato』はイタリア代表でのドンナルンマは別人のように信頼できると評価しているが、2026ワールドカップへドンナルンマは1番手の座を守っていけるだろうか。さすがにイタリアのGK陣は豪華だ。
構成/ザ・ワールド編集部