「SANDA」主演に村瀬歩&東地宏樹、監督は霜山朋久 アニメ映像初披露のティザーPVも公開
板垣巴留氏のヒーローアクション漫画をテレビアニメ化する「SANDA(サンダ)」で、村瀬歩と東地宏樹が主演を務めることが決定した。メインスタッフも明らかになり、PVとティザービジュアル第2弾が公開されている。 サンタクロースの呪い以外はごく普通の思春期の少年である三田役を村瀬、三田が変身する全能の老人・サンタクロース役を東地が担当する。 「BEASTARS」を手がけた板垣氏による原作は「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)で2021年に連載を開始し、24年7月に完結を迎えた。少子化が加速しさまざまな風習が廃れた近未来を舞台に、サンタクロースの末裔であることを隠し大黒愛護学園に通う三田一重が、行方不明になった友人を探す同級生の冬村四織子らとともに、子どもたちの笑顔を守るべく戦う姿を描く。単行本は全16巻。 監督には「ユーレイデコ」の霜山朋久を迎え、シリーズ構成・脚本を「ダンジョン飯」のうえのきみこ、キャラクターデザイン・総作画監督を石山正修が務める。音楽はプロデューサーの田中知之(FPM)が担当し、初めてアニメシリーズの劇伴を手がける。アニメーション制作を担当するのは、「ダンダダン」のサイエンスSARU(発表済み)。 アニメ映像初披露となるティザーPVでは、クリスマスの定番曲「Stille Nacht」とともに、サンタクロースのアクションシーンを収録。「サンタさん、友だちを見つけてください。」というコピーが添えられたティザービジュアル第2弾には、三田とサンタクロースの姿が描かれている。 「SANDA」は25年秋放送予定。キャスト、スタッフからのコメント全文は以下の通り。 【村瀬歩(三田一重役)】 大人とは? 子どもとは? という永遠の問いに対して、強烈なストーリーとキャラクターを武器に全力でこちらを殴ってくる力がある作品だと感じました。 その渦中にて揺さぶられ続ける三田を絶対やりたかったので超うれしかったです! 巴留先生の唯一無二な個性がアニメでどう描かれるか楽しみにお待ちください! 【東地宏樹(サンタクロース役)】 まずは作品の世界観やキャラクターがとても好みすぎて。決まった時は,とってもうれしかったです! サンタクロース役なのですが、単なるおじさんではなく、少年の心をもっているという難しい役ですが、体当たりで臨ませていただきました。ぜひともお楽しみに♪ 【霜山朋久(監督)】 アニメ化にあたって「SANDA」のキャラクターたちが放つ光をより輝かせるぞと言う気持ちで制作しています。「大人と子ども」とは、と悩む三田とそんな三田を振り回すキャラクターたちが生き生きと動くのを楽しみにしてください! 【うえのきみこ(シリーズ構成・脚本)】 初めて原作を読んだとき冬村のことが好きになりました。脚本を書いて冬村のことが大好きになりました。大人になりかけている子どもたちの不器用な青春を見守ってください。何卒よろしくお願いいたします。 【石山正修(キャラクターデザイン・総作画監督)】 板垣巴留先生が描く魅力的な人物たちを、原作ファンの方々に「そうそう、色がついて動いたら絶対こうだよね!」と感じていただけるように、また初見の方々にも本作が板垣先生の作品に触れる一助となれるように、とにかく元の魅力を引き出すことに注力してデザインしました。 ドタバタしつつ、凍てつくも熱い物語を一瞬たりともお見逃しなく! みなさんにとって、素敵なプレゼントになりますように。 【田中知之(FPM)(音楽)】 アニメーションの劇伴を全て担当するのは実は初めての経験で、非常に楽しくやらせていただいております。しかも初めてだと言うのに、従来の作法とは全く違う、フレキシブルでアグレッシブな劇伴の制作方法を提案差し上げたのですが、それを監督はじめスタッフの皆さまが受け入れてくださり、結果、非常に面白い作品が生まれそうであります。こうご期待。