「テレビの見過ぎ」が寿命を短くする理由は? 新研究で判明した、健康への影響&対策を米医師がレクチャー
では実際にどうすれば?
デスクワークの人が座るなと言われても、それは無理な話。しかし、分割することはできるとバラントキン医師は話す。「定期的に立ち上がって、オフィスや家の中を少しだけ動き回りましょう。長時間の筋トレやウォーキングの時間はとれなくても、ほんの少し立ち上がることなら出来るはず」 カイザー医師は、テレビを見るのを止める必要はないが、見ている間にもっと活動的になることはできると言う。「コマーシャル中に立ち上がり、トイレに行ったり洗い物をしたり、何かをするために少しだけ歩いてみましょう」。また、もっと自分を追い込めるという人には、テレビを見ながら筋トレやヨガ、体操、ストレッチをするのがオススメ。持っているのに使っていないという人は、ぜひウォーキングマシンやサイクリングマシンも大活用しよう。「筋肉や骨を鍛えながら、テレビやNetflix、スポーツ観戦を楽しむことだってできます。軽い運動でも、将来的には大きな違いが出ますよ」とカイザー医師。 また、バウワー医師は、「テレビを見たいなら、見ている間は食べないようにすること」とアドバイス。そうはいっても「これが至福の癒し時間なの!」という人には、予め量を決めて取り分けておくことが最善だそう。「大きな容器から直接食べるのではなく、ボウルやお皿を使いましょう」とバラントキン医師は言う。 ちょっと面倒くさいかもしれない。でも、そのちょっとしたひと手間が、あなたの健康的なエイジングに大きな役割を果たしてくれるだろう。 ※本記事は、海外記事の翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事に基づいています。
from Prevention.com