角田裕毅が日本GPのFP2で4番手も…60分のFP2は雨で消化不良&タイムを出したのは7台のみ、トップはピアストリ|F1
2024年のF1第4戦日本GPのフリー走行2回目が5日行われた。 現地鈴鹿はFP1終了後、雨が降り始める。FP2を迎えた時点でも小雨交じりな状況下、FP2がセッション開始となった。 【動画】日本GP雨のFP2、角田裕毅がインターミディエイトで走行 だが路面はスリックの場合ならリスクが大きく、インターミディエイトならすぐにタイヤが駄目になってしまうような、難しい路面コンディションとなった。 日曜日の決勝は天気予報が雨から曇りに変わったこともあり、各チームはドライ、インターミディエイトともに無駄にしなくないことから、FP2開始10分が経過しても、どのマシンもトラックに出てこないという状況になる。 開始13分となり、ルイス・ハミルトンがようやくトラックへと出てくるも、2周走行してすぐさまピットへ。 入れ替わるようにしてダニエル・リカルドがピットアウト。FP1は走っていなかったこともあり、リカルドはドライのミディアムで走行するが、雨が降っていることもありスロットルを開けられる状況ではなく、すぐさまピットに戻った。 30分の折り返し地点が迫ると、オスカー・ピアストリ、チョウ・グァンユ、角田裕毅がインターミディエイトを装着しトラックに出てきた。 残り27分で角田がようやくタイムを出し、1:42.304で周回した。リカルドもその後周回を重ね、RB勢のみがラップタイムを更新していく。残り15分時点で1:40.946の角田がトップ。0.967秒落ちで2番手リカルドとなり、その他18台はタイムなしという状況になる。 残り3分を切り、トラックが乾きつつあるタイミングでピアストリが1:36.862で周回し、トップタイムを塗り替える。このあとハミルトン、チャールズ・ルクレールらがタイムを出すも、結局1:34.725まで短縮したピアストリがトップ。ハミルトン2番手、ルクレール3番手。 インターミディエイトのRB勢4-5、ランド・ノリス6番手、カルロス・サインツ7番手となり、13台がノータイムで60分終了となった。 日本GP・FP2結果 1/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 2/ルイス・ハミルトン/メルセデス 3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 4/角田裕毅/RB 5/ダニエル・リカルド/RB 6/ランド・ノリス/マクラーレン 7/カルロス・サインツ/フェラーリ -/チョウ・グァンユ/キックザウバー -/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース -/バルテリ・ボッタス/キックザウバー -/エステバン・オコン/アルピーヌ -/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ -/ケビン・マグヌッセン/ハース -/マックス・フェルスタッペン/レッドブル -/セルジオ・ペレス/レッドブル -/ジョージ・ラッセル/メルセデス -/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン -/ランス・ストロール/アストンマーティン -/ピエール・ガスリー/アルピーヌ -/ローガン・サージェント/ウィリアムズ
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