「良い結果を残すためにあと一歩足りなかったけど…」クロアチア代表主将モドリッチ、初戦スペイン戦前にEURO2024での成功誓う
クロアチア代表主将のルカ・モドリッチは、EURO2024初戦を前にコメントした。 2年前のワールドカップで2大会連続の準決勝進出を果たした強豪クロアチア。EUROではなかなか結果を残せず、直近の3大会にわたってラウンド16止まりの同国は、今大会で王者イタリア、強豪スペインがいる“死の組”グループBに入り、15日にスペインとの初戦を迎える。 そんなクロアチアを主将として牽引するモドリッチは、『ESPN』に対して「(レアル・マドリーでの将来は)すぐにわかるだろう。でも、今僕はクロアチアのことだけを考えている」と話し、今大会が同国代表としての国際舞台最後の大会になる可能性について続けた。 「僕は今、1日、1日を考え、かなり先のことまで考えることのできない年齢になった。僕にたくさんのフットボールが残ってはいないことを理解しているし、僕はキャリアの晩期にいる。あとどれだけやれるかはわからない」 また、試合前日のプレスカンファレンスでもモドリッチは今大会の初戦を迎えるにあたって「何年間も経ったけど、僕はまだここにいるし、ここにいられることに満足している」と語り、これまでの同国代表としてのキャリアや今大会のダークホースになるとも予想されていることについての自身の考えを口にした。 「僕はいつだって自分のことを信じている。でも、誰かが僕に紙を渡してキャリアで成し遂げたいことを書くように言われれば、僕はそのすべてを書くことをためらってしまっていただろう。そのすべてが実現するなんて予想していなかった」 「ダークホースになり得ると言われていることを僕たちは気にも留めていない。僕たちはそう言われることに慣れている。僕たちは自分たちの団結を示すだけだ。大きな結果を残すためにここにいる。それにこの数年間、僕たちがヨーロッパのトップにいることを示してきたと思う。EUROで僕たちは良い結果を残すための最後の一歩を逃してきた。今大会で大きなことができると願っている」