長く、心地良く暮らす「HUE」、第二弾コラボレーションハウスが誕生。
「ミナ ペルホネン」デザイナー皆川 明さんがディレクションする積水ハウスのコラボレーションハウス「HUE(ヒュー)」。2023年「駒沢シャーウッド展示場」に建てられたモデルハウスに続く第二弾が「Tomorrow's Life Museum 山口」に誕生した。
「life knit design」をフィロソフィーに掲げ、「トゥモローズ ライフ ミュージアム 山口」に新しくオープンした「HUE」は、世代を超えて長く心地良く暮らせる空間を表現した、平屋建て。 「HUE」とは色相の意で、「それを暮らしにたとえて、様々な暮らし方、また人それぞれが持っている趣味や生活の多様性のようなものが組み合わさったりつながったりということをイメージしました」と、皆川 明さん。 「HUE」のコンセプトから間取りやインテリアデザインまでを包括的にディレクションした皆川 明さんが、この家の見どころの一つとして挙げたのは「リビング」だ。 「まさに『living=生活する、生きる』という名前が付いているとおり、リビングはこの家の中でも中心的な空間の役割をします。中心的でありながら、周りとのつながりを持っている、外の庭ともつながりを持っているということを大切にしながら、その中で家族がどのように過ごせるか、どちらかというと家族みんなが共有するスペースとして心地よさを考えながら、細かなところまでコーディネートしました」(皆川さん) 家族の「居どころ」となるリビングは、白い壁と勾配のある天井で広々。プライベートの空間へと緩やかに繋がり、どこにいても家族の過ごす気配が感じられる。素材や家具は、時を経るごとに愛着を増す素材や家具をセレクト。また、皆川さんらしい北欧のアートも。家のさまざまな場所で豊かな暮らしを愉しめる工夫が設えられている。 平屋の良さを活かして南北に庭を配置し、窓の向こうに見える景色づくりを意識。どの「居どころ」からもふとした瞬間に四季の移ろいを感じることができる。