ペットに対し…店員「こらお前」罵倒や暴力を容認するトリミングサロンからも相談がきて…「労務関係を見直す足がかりとなれば」退職代行サービス代表が語る日本社会への思い
退職代行サービスモームリの今後
谷本さんが日本の社会人に向けて伝えたいことは、可能であれば長く働くに越したことはないということです。谷本さんは、新卒で入社した会社で10年間働きましたが、あのときの経験が、間違いなく今の自分を作っているといいます。 「当時は会社に対して不満も多かったですが、振り返ってみると本当に貴重な経験だと思っています」 一方で、日本にはたくさんのブラック企業が存在しているのも事実です。 そういった会社に入社してしまった際は「心身が壊れてしまう前に退職代行という最後の砦があるということを頭の片隅に入れておいていただければ…」と話していました。 また、今後のビジョンについては退職代行の認知を高め、あえて退職者を増やしていくそう。そして、そうすることにより企業に危機感を持ってもらう抑止力のような存在になりたいといいます。 その考え方には「一度日本の社会を壊して新たに作る」ことを目標としているそうです。 そしていつの日か退職代行がなくなったとしても、すでに始めている「セルフ退職ムリサポ!」といった、自身で退職をサポートするサービスに力を入れていきたいと話す谷本さん。 そういった先を見据えたサービスを展開し、ゆくゆくは仕事全般に関するサポートを行える会社になりたいと考えているそう。そう語る谷本さんからは、退職代行サービスを設立した思いや目的が充分に伝わってきました。
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