【京成杯AH】ルメール「安全に乗りました」アスコリピチェーノが重賞3勝目
9月8日、中山競馬場で行われたG3・京成杯オータムハンデ(芝1600m)は、3歳牝馬のアスコリピチェーノが古馬を一蹴。秋初戦を快勝した。春はマイルG1で連続2着と惜しい競馬が続いたが、この秋のビッグタイトルへ向けて好発進を切った。 京成杯AH、勝利ジョッキーコメント 1着 アスコリピチェーノ C.ルメール騎手 「すごくいい手応えでした。いい瞬発力があって、いいペースで冷静に走ってくれました。いつも通りの良い脚を使いました。きょうは1番強い馬だったので安全に乗りました。スタートは良かったですが、中団から後ろのポジションでした。最後は絶対良い脚を使えると思っていましたし、徐々に外からポジションを上げて自分の良い脚を使つことが出来ました。落ち着いて乗りやすくなりましたね。距離を伸ばしても良いパフォーマンスが出来るとは思いますが、トップレベルのマイルでG1を勝てると思います」 レース結果、詳細は下記のとおり。 9月8日、中山競馬場で行われた11R・京成杯オータムハンデキャップ(G3・3歳上オープン・ハンデ・芝1600m)は、C.ルメール騎乗の1番人気、アスコリピチェーノ(牝3・美浦・黒岩陽一)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に14番人気のタイムトゥヘヴン(牡6・美浦・戸田博文)、3着に3番人気のサンライズロナウド(牡5・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは1:30.8(良)。 2番人気で岩田康誠騎乗、ディオ(牡5・栗東・辻野泰之)は、6着敗退。
古馬を一蹴
単勝1.5倍、C.ルメール騎乗の1番人気、アスコリピチェーノが秋の初陣を制した。レースではスタートを五分に決めて道中は中団を追走。終始外目からの安全運転で、勝負どころでも大外から堂々と進出。直線でもしっかりとした末脚でライバルを一蹴。3歳牝馬とは思えない横綱相撲であっさりと古馬勢を退けた。 アスコリピチェーノ 6戦4勝 (牝3・美浦・黒岩陽一) 父:ダイワメジャー 母:アスコルティ 母父:Danehill Dancer 馬主:サンデーレーシング 生産者:ノーザンファーム 【全着順】 1着 アスコリピチェーノ C.ルメール 2着 タイムトゥヘヴン 柴田善臣 3着 サンライズロナウド 横山典弘 4着 セルバーグ 武豊 5着 ジューンオレンジ 富田暁 6着 ディオ 岩田康誠 7着 ディスペランツァ 石川裕紀人 8着 カテドラル 荻野極 9着 キャットファイト 大野拓弥 9着 オーキッドロマンス 内田博幸 11着 エエヤン 田辺裕信 12着 ショウナンマグマ 吉田豊 13着 キタウイング 黛弘人 14着 エアファンディタ 三浦皇成 15着 コラソンビート 丹内祐次 16着 ドルチェモア 北村友一
競馬のおはなし