広島の新サッカースタジアム ふん被害防げ タカ飛ばしカラス寄りつかせず
J1サンフレッチェ広島は6日、エディオンピースウイング広島(広島市中区)で、ハトやカラスなどのふん被害を防ぐため、タカを飛ばす対策を始めた。カラスなどにスタジアムに天敵がいると意識させ、寄りつかせないようにする狙い。 サンフレによると、屋根に止まった鳥が観客席やテーブルにふんを落とす被害が相次いでいるという。この日は依頼を受けた鷹匠(たかじょう)が、ピッチや観客席など数カ所を回り、タカを飛ばした。今月は週1回程度取り組み、経過を見守る。 エディオンピースウイング広島の信江雅美所長は「(カラスなどの)鳥も地球の生き物。危害を加えない形で、ふんの被害を防ぐことを期待している」と述べた。
中国新聞社