【17日（金）全国天気】 ・ポイント 　東日本や北日本は雨や風が強い 　暴風、土砂災害、低い土地の浸水などに警戒 　西日本は寒気の影響で不安定 　広く落雷や突風などにも要注意 　西日本や南西諸島には黄砂が飛来か 17日（金）は、日本付近を低気圧や寒冷前線が通過するでしょう。これらに向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達する見込みです。低気圧や寒冷前線が通過する際は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。 大雨に警戒が必要な時間帯は、四国で17日未明まで、近畿で明け方まで、東海で朝まで、関東で昼過ぎまで、北日本は夜にかけてとなるでしょう。強い風を伴い、短い時間ですが、大荒れとなる心配があります。暴風、土砂災害、低い土地の浸水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも要注意です。 なお、大陸から強い寒気（寒冷渦）が夜にかけて西日本に接近してくるため、西日本は午後から再び大気の状態が非常に不安定となるでしょう。特に九州北部から中国地方にかけて、午後から気温が下がり、夜は山沿いや山地を中心に、雪の降る所もありそうです。 さらに、寒気とともに、西日本や南西諸島には黄砂が飛来する可能性があります。視程が5キロメートル未満となった場合は、交通障害の可能性もあり、念のため注意が必要です。（晩秋から初冬の黄砂は比較的珍しいものの、昨年12月には福岡で観測しています） 雨の割には、暖かな南風の影響で、平年より高い気温の所が多くなるでしょう。ただ、西日本は午後からの気温低下にご注意ください。 予想最低気温　（）内は前日差と季節感 札幌　　　7℃（＋6　10月中旬） 青森　　　7℃（＋7　10月下旬） 仙台　　　10℃（＋6　10月下旬） 新潟　　　11℃（＋4　10月下旬） 東京都心　11℃（＋3　11月上旬） 名古屋　　12℃（＋6　10月下旬） 大阪　　　12℃（＋4　11月上旬） 広島　　　10℃（＋2　平年並み） 高知　　　12℃（＋4　11月上旬） 福岡　　　13℃（＋5　11月上旬） 予想最高気温　（）内は前日差と季節感 札幌　　　11℃（-1　11月上旬） 青森　　　15℃（±0　11月上旬） 仙台　　　16℃（±0　11月上旬） 新潟　　　16℃（-2　11月上旬） 東京都心　18℃（±0　11月上旬） 名古屋　　18℃（＋1　平年並み） 大阪　　　18℃（±0　平年並み） 広島　　　16℃（±0　11月下旬） 高知　　　19℃（±0　平年並み） 福岡　　　15℃（-1　12月上旬）