アーテルアストレアが重賞3勝目!「強いところを見せてくれた」/スパーキングレディーC
<スパーキングレディーC>◇3日=川崎◇Jpn3◇ダート1600メートル◇3歳上牝◇出走12頭◇1着賞金3000万円◇1着馬(地方競馬所属馬に限る)にレディスプレリュードの優先出走権 アーテルアストレア(牝5、橋口)が1番人気に応え、昨年のレディスプレリュード、クイーン賞に続き、ダートグレード競走3勝目を挙げた。 菱田騎手を背に序盤は後方の位置。3、4コーナーで大外から追い上げ、直線は外から突き抜けた。勝ちタイムは1分41秒5(やや重)。 菱田騎手は「いろんな競馬場を転戦するなかでコース形態を考えて、早めに動く競馬もして、前回はリズムを崩したけど、今回はアーテルのいいリズムを意識して、最後はじけてくれて、強いところを見せてくれました。向正面で前が離れたな、と思ったんですけど、手応えはよかったので焦らずにいきました。直線半ばで前の馬をかわせるな、と。いい脚を使っているときは後ろから差されたことがないので、大丈夫だと思っていました。調教は難しいけど、担当者の方が上手に乗ってくださって、今日はいい状態でした。強い競馬を見せてくれたし、また見てもらえるように頑張りたいと思います。たくさんの方に集まっていただいて、たくさんの拍手をいただいてうれしいです」と喜びを語った。 首差2着には内から迫った大井所属の6番人気キャリックアリード(牝5、藤田輝)が入り、早め先頭の4番人気ヴィブラフォン(牝5、高木)が3着だった。昨年2着の浦和スピーディキックは4着。2番人気に推されたミラクルティアラは6着に敗れた。