衆院選の期日前投票を行う有権者＝和歌山市

衆院選（27日投開票）の期日前投票が16日、始まった。和歌山県内では、投票所は各自治体の公共施設や商業施設など計68カ所で設置。原則として午前8時半～午後8時に投票できるが、一部の投票所では時間が異なる。 【地図でみる】衆院選で注目される関西の小選挙区 和歌山市西汀丁の和歌山商工会議所1階の市選挙管理委員会事務局では、有権者らが訪れて一票を投じていた。同市では、投票する際に提示する「投票所入場券」の配布が急な選挙のため遅れているが、入場券がなくても投票できる。17日ごろには配達される予定という。 市選管の山中直樹事務局長は「秋の行楽シーズンでイベントなども多く予定されており、27日に投票をできない方は期日前投票をぜひ利用してほしい」と呼びかけた。 県選管が公選法に基づきまとめた選挙人名簿登録者数（14日現在）は、和歌山1区（和歌山市、紀の川市、岩出市）39万6594人、2区（海南市、橋本市など27市町村）37万9453人。 区割り変更により県内の小選挙区数は前回から1減った。令和3年の前回衆院選の選挙時登録では、旧1区（和歌山市）30万8550人、旧2区（海南市、橋本市など9市町）24万3486人、旧3区（御坊市、田辺市など20市町村）25万959人だった。 県全体では前回に比べ3・36％減。今回の小選挙区について前回と比較（構成市町村の累計を比較）すると、1区は2・18％減、2区は4・55％減だった。