10月後半突入も異例の残暑 九州など真夏日 都心で5日連続夏日 週末から寒気流入
今日16日は、南から暖気が流れ込み、全国的に気温が平年を上回りました。午後3時までの最高気温は、熊本市で32.1℃、大分県日田市で30.0℃と九州を中心に真夏日続出。都心は26.4℃まで上がり、今日16日で5日連続の夏日に。週末は北から寒気が南下し、各地で気温が急降下。
今日16日 10月後半突入も異例の残暑
今日16日(水)は、南から暖気が流れ込み、全国的に気温が平年を上回っています。 午後3時までの最高気温は、熊本市で32.1℃と今年98回目の真夏日となりました。佐賀市で31.1℃、大分県日田市で30.0℃など西日本の54地点で真夏日となりました。なお、大分県日田市では今年106回目の真夏日となり、過去最も遅い真夏日を更新しました。 東京都心は26.4℃まで上がり、今日16日(水)で5日連続の夏日となりました。 東京都心で10月中旬に5日連続で夏日になったのは、1951年(10月15日-20日:この時は6日連続)以来、73年ぶりのこととなります。 関東は千葉県を中心に30℃近い暑さになった所もありました。 ※東京都心では、10月上旬から中旬の連続でみると、2013年の10月7日~14日の8日連続の記録があります。
今週末は空気が一変 北から寒気流入
この先、しばらくは平年を大幅に上回る暖気が流れ込みやすい状況が続きますが、週末になると一転、北から寒気が南下する見込みです。 上の図は、上空1500メートル付近の寒気の予想図です。 20日(日)午前9時には、北海道は平地で雪が降るレベルのマイナス6℃以下の寒気に覆われるでしょう。東北や北陸の一部には0℃以下の寒気が入り、関東も北部を中心に6℃以下の冷たい空気が流れ込む見込みです。 なお、週末の寒気レベルではありませんが、今夜は北海道を中心に冷たい空気が流れ込み、気温がぐっと下がるでしょう。明日17日朝の最低気温は北海道や東北北部では今朝より8℃~10℃くらい低くなりますので、暖かくしてお過ごしください。