【ソフトバンク】王貞治会長&小久保監督、今季最後の訓示「胸を張って来季へ」「勝たせられず申し訳ない」
◆SMBC日本シリーズ2024 第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(3日・横浜) 2勝4敗で敗退したソフトバンクは、DeNA・三浦監督の胴上げを目に焼きつけて横浜市内の宿舎へと戻った。到着後、王貞治球団会長と、小久保裕紀監督がナインに今シーズン最後の訓示を述べた。コメントは以下の通り。 ◇ ◇ ◇ ▼王会長 絶対勝つつもりで臨んだシリーズだったが、こういう結果になって大変残念だった。しかし、1年間の戦いを否定される訳ではなく、素晴らしい戦いをしてきたと思う。シリーズは勝てなかったが、変に責任を感じずに、胸を張って来シーズンに向かって頑張ってほしい。 ただ、我々の世界は技術屋の世界で、選手でいる以上は、常に上に上がるために、どうしたらいいかと考えなければいけない。技術的なレベルアップと取り組む姿勢。そして思い切った決断というのが大事になってくる。 オフシーズンはこれらの様々な要素がある中で、1年を振り返って来シーズンに向かってじっくり考えてほしい。自分で方法を見つけて、絶対にこの世界で生き残るという強い思いをもって頑張っていこう。 とにかく1年間、お疲れ様でした。 ▼小久保監督 最高の形で終わることができなかった。日本シリーズの負けの責任は私にあります。選手たちは最後まで精いっぱいやってくれたと思っている。 このオフにどういうチーム作りをするか、良いところは引き継ぎながら、改善するところは改善する。今年一年、ペナントを戦った中で、ホークスとして決められたルールは、若手ベテラン関わらず、やり切ってくれたなと。そこは本当に誇りを持ってくれたらいいなと思います。 来シーズン、当たり前のことを当たり前にできるチームづくりを目指していく。オフに入る選手はゆっくり休んでもらって、来年への課題がある選手は課題に向けて取り組んで、また新たなスタートを切りましょう。 今回のシリーズの責任は私にあります。勝たせられなくて申し訳ない。
報知新聞社