新潟が初戴冠に意気込み 決勝当日はサポーターが大挙して上京の見込み 名古屋は3年ぶりVへ/ルヴァン杯
サッカー・Jリーグのルヴァン杯決勝(2日、国立競技場)を戦う新潟と名古屋が1日、国立競技場で最終調整に臨み、前日記者会見を行った。 初の決勝進出で初タイトル獲得を目指す新潟の松橋力蔵監督は「われわれのチームとしての価値を高める大事な一戦。サポートして下さる皆さんの思いがあり、いい結果を自分たちで勝ち取りたい」と意気込んだ。 決勝当日は上越新幹線の上りで臨時列車が増便されるなど、新潟サポーターが大挙して上京する見通し。DF堀米悠斗は「リーグ戦では悔しい思いをさせてしまっている(10月31日現在暫定16位)ので、ここで一つ大きな目標を成し遂げて、今季の足跡を残したい。日本一のサポーター。それにふさわしく日本一になりたい。皆さんにいい景色をみせてあげたい」と語った。 名古屋は2021年以来のルヴァン杯優勝を狙う。長谷川健太監督にとっては指導者として6度目の決勝進出で、3度目の大会Vを目指す。「選手で一番初めに取ったタイトルも前身のナビスコ杯だった。この大会への思いは人一倍強い。名古屋で初めてタイトルを懸けて戦う。勝ってみんなで喜びたい」と胸中を明かした。 今季限りでの退団が決まっている名古屋のGKランゲラックは「新潟はバリエーションがあって、いい選手がそろっている。いろいろなことができるチームなので、自分たちがすべきことに集中して臨みたい」と警戒した。