横浜流星、主演作「正体」は「妥協せず作り上げた自信作。思いが絶対にスクリーンを通して伝わる」
横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈が11月18日に東京ドームシティクリスタルアベニュー芝生広場で開催された映画「正体」公開直前イベントに登場。映画にまつわるトークのほか、全長15メートルのクリスマスツリーへのイルミネーション点灯式を行った。 【写真】団結してロゴが倒れるのを防ぐ映画「正体」チーム ■藤井監督×横浜主演のタッグ 同作は、染井為人氏の同名小説を「余命10年」(2022年)や「ヴィレッジ」(2023年)などヒット作を多数手掛ける藤井道人監督が映画化したサスペンスエンターテインメント。 横浜が演じるのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたものの脱走し、潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡は指名手配犯だと気付くが鏑木の無実を信じる沙耶香を、森本は日雇い労働者として共に工事現場で働く中で親しくなるが彼を犯人だと疑う和也を、山田は介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く舞をそれぞれ演じる。 ■キャストたちが「信じているもの」についてトーク イベントでは、作品のキャッチコピー「信じる、君を。この世界を。」にちなみ、キャストたちが「信じているもの」について語った。 吉岡は「私はこの仕事をしててすごく信じてるのが、 やっぱり思い入れを…。キャストもそうですけど、スタッフさんも監督もみんなで強烈な強い思いを持って、全員が携われたものってお客さんに必ず届くって信じていて。そういうのって映像に乗っていくし、ちゃんとお客さんの心に響くかなっていうのは今でも信じて、そういう思いっていうのは必ず大事にして、現場に立つようには、しています」と熱く語りかけた。 ■森本慎太郎「信じているものは栄養素」 一方、森本は「栄養素とかですかね」とコメントし、「どういうこと?」と司会の荘口彰久をきょとんとさせ、横浜も思わず苦笑。森本は、「野菜とか果物とか、ちゃんと摂取すると、体の調子が良くなるじゃないですか。でも、それを信じることによって、さらに1.5割増しぐらいで、体に影響してんじゃないかなと思って。知ってると吸収とか違ってくる!」と自論を述べていた。 そして、山田は、使い捨てのカイロを挙げ、「世の中にいろんな防寒グッズがありますけど、結局一番手放せない!今もつけてます」とこちらも熱弁。 横浜は「吉岡さんと一緒かな」と言い、「どの作品もそうなんですけど、特にこの作品は4年かけて完成させて、本当に我々の覚悟だったりそういうもの…妥協せず作り上げた自信作ですし、そういう思いっていうのが絶対にスクリーンを通して伝わるものだと思うし、この作品が必ず多くの方に届くと信じています」と作品への思いをにじませた。 映画「正体」は11月29日(金)全国公開。