「私たちは、汗が皮膚に付着することは悪いことだと考え、過剰に体を洗おうとし、ネガティブに捉えがちですが、実は汗はとても素晴らしい身体機能なのです。」実際に人間の身体にある2つの汗腺のうち、アリスが扱っている汗腺は、基本的に水分と塩分を分泌する汗腺で、手のひら、足の裏、背中、腕にあるものだという。 「私は広告やマーケティングなど、科学者とは違う人が汗に対するネガティブなイメージを植え付けているように思います。」歴史的に見るとギリシャ時代に汗は金より価値があるとされていたそうだ。「汗は、私たち全員を人間たらしめているものです。だから、汗はその人の最も純粋なフォームであると考えることができるのです。そして私は人々に自然な美しさに気づいてもらうための一歩を踏み始んだのです。」 アリス・ポッツのビジョンは、バイオテクノロジーとファッションの融合を通じて、私たちの身体機能の美しさと可能性を探求することにあると言えるだろう。彼女の作品は、単なるファッションアイテムを超え、個人のアイデンティティや生物学的特徴を映し出す芸術作品であり、科学と芸術の境界を曖昧にする事で、私たちの日常生活において見過ごされがちな、身体機能の美しさと多様性を再評価する機会を提供しているとも言えるだろう。 アリスは常に新しい創造的な挑戦に取り組むことに情熱を傾けており、ブランドとのコラボレーションや様々なプロジェクトへの参加にも積極的です。ご興味をお持ちの方は、アリスのウェブサイトやインスタグラムを通じて、お気軽にご相談ください。