トランプ氏勝利「耐えがたい現実」 温暖化対策の継続強調 米上級顧問
【バクー時事】アゼルバイジャンの首都バクーで開かれている国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で、米国の気候問題を担当するポデスタ大統領上級顧問が11日記者会見し、トランプ前大統領の復権について「耐えがたいが、現実だ」と悲痛な心境を吐露した。 一方、温暖化対策は軌道に乗っていると指摘し、トランプ氏が覆そうとしても「米国の取り組みは続く」と強調した。 ポデスタ氏は「気候変動を『でっちあげ』と呼ぶ大統領が就任する」と述べ、トランプ氏が温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から再離脱すると予想した。