「1か月近く打撃不振」の大谷翔平も復調の一発!1イニング4発のドジャースにMLB公式が脱帽「今季最も印象的なパフォーマンス」
自慢の強力打線が破壊力を見せつけた。 ドジャースは現地時間6月11日(日本時間12日)、本拠地でレンジャーズと対戦し、チーム全体で5本塁打を記録し、15-2で大勝しカード初戦を制した。 【動画】大谷翔平が16号アーチ!快音を残して右中間席へ一直線! 初回にウィル・スミスの3ランで先制し、5回を終え7-1とリードを広げたドジャースは迎えた6回裏、一死からムーキー・ベッツが四球で出塁。続く大谷翔平がレンジャーズ3番手のグラント・アンダーソンの速球をとらえライトスタンドに運び、ドジャースが2点を追加した。さらに、フレディ・フリーマンにも2者連続となるレフトへの本塁打が飛び出し10-1。その後、スミスが安打で出塁すると、テオスカー・ヘルナンデスが3試合連続となるホームランを放ち、その後、ジェイソン・ヘイワードもライトスタンドへ打ち込むなど、このイニングで4本塁打をマーク。計7点を追加するビッグイニングとなった。 7回にも1点を加えたドジャースが計15得点でレンジャーズを圧倒。長打力で畳みかけるという、今季のドジャースならではの攻撃で白星をもぎ取っている。 試合直後、メジャー公式サイト『MLB.com』ではドジャースのこの日の勝利について、「ワールドシリーズ覇者を相手に、今シーズン最も印象的な攻撃パフォーマンスを見せた」と振り返った。 試合中盤までで7点を挙げた試合展開には、「このリードは、6回を2安打1失点と好投したジェームス・パクストンの援護にもなった。しかし、ドジャースの攻撃は始まったばかりだった」と綴っており、圧巻の6回の攻撃をレポートしている。 同メディアは、「ベッツ同様、1か月近く打撃不振に陥っているショウヘイ・オオタニは、アンダーソンからスタットキャストの予測距離433フィート、打球速度114.2マイルの2ランホームランを放ち、幕開けを告げた。これはオオタニにとって、ここ20試合で3本目のホームランだった」と指摘。 さらに、フリーマン、エルナンデス、ヘイワードのアーチを紹介しながら、1イニング4本塁打について、「ロサンゼルスがこの偉業を達成したのは、2021年9月29日のパドレス戦以来である」と説明。他にも、お馴染みとなった本塁打セレブレーションにも触れ、「ヒマワリの種を補充する必要があるだろう」などと記している。 他球団を震え上がらせる打撃陣が本領を発揮したドジャース。ホーム6連戦の初戦、チームの勢いを増すには十分な勝ちっぷりだった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]