福田(笠利町)スペシャルクラス2連覇 SUPサーフィン全日本選手権
日本スタンドアップパドルボード協会主催の第11回全日本SUPサーフィン選手権大会は9、10両日、石川県の羽咋市柴垣町柴垣海岸であった。鹿児島県奄美市笠利町の福田カポノ瑳介(18)がスペシャルクラスで2連覇し、「しっかりパフォーマンスができ満足の出来だった」と喜んだ。 SUPサーフィンは、通常のサーフボードより一回り大きなボードを使い、パドルでこぎながら波に乗る競技。スピードや技の難易度などを競う。 福田は幼い頃から笠利町でマリンスポーツに親しみ、2022年にプロライセンスを獲得。23年にはスペインであったSUPサーフィンの「APPワールドツアー」18歳以下の部で2連覇した。 今回の大会では1週間前から現地入りし練習を重ね、当日の波のコンディションは選手にとってやりづらかったというが、その成果を2連覇で実らせた。 現在は通信制高校の3年生で、U18では世界大会を制している福田は「今後は全年齢での世界大会で活躍できるように、ハワイの大学に進学して競技力と語学力を高めていきたい」と意気込んでいる。