【コーチェラ2024】2週目のハイライト集! YOASOBIや新しい学校のリーダーズなど圧巻のパフォーマンス続々
韓国を代表するロックバンドとして、欧米の音楽フェスでも精力的に活動しているThe Rose。『Back To Me』などの英語詞曲ではスクリーンに歌詞が映し出され、集まったファンのみならず、その場にいた音楽ファンとともに盛り上がり会場を魅了。
新しい学校のリーダーズ
和太鼓、着物、セーラー服といった、日本を象徴するようなアイテムで登場した新しい学校のリーダーズ。インパクト抜群のイントロで観客の視線を一気に引きつけ、組体操を取り入れたパフォーマンスでは大きな歓声が! 大物アーティストとバッティングしがちな最終日の遅い時間帯にもかかわらず、会場のGobiステージには続々と人が集まり、演奏が始まるとさらに人が増え超満員に。
「OMAKASE」、「Arigato」、「Forever sisters」と、初披露の新曲を立て続けに披露。アップテンポなリズムで盛り上がるなか、よく歌詞を聞くと、「食べ物高い!トイレ流れない!寝不足続く!」といった、クスっと笑える“コーチェラあるある”が即興でラップに盛り込まれており、そんなユーモアあふれる音楽性も魅力に感じられた。 日本文化に興味のある外国人だけでなく、多くの人が彼女たちの音楽に惹きつけられていた。 海外での人気を改めて証明した新しい学校のリーダーズ、今後の活躍からも目が離せない!
ドージャ・キャット(Doja Cat)
女性ラッパーとして初のヘッドライナーを務めたドージャ・キャット。ロングヘアのウィッグから、ブロンドのバズカットを披露するなど、インパクト抜群のビジュアルで惹きつけたドージャは、約90分のステージで21曲を熱唱。 初期はポップなイメージで人気を博したドージャだけれど、2023年リリースのアルバム『スカーレット』を軸とした今回のステージでは、より成熟した魅力をアピール。ニッキー・ミナージュとのNo.1ヒット曲『セイ・ソー』や、シザとのコラボレーション『キス・ミー・モア』といったヒット曲を封印した構成は、現在の自身のスタイルや音楽性への確かな自信を感じるものだった。
作り込まれたセットや衣装は、まるで映画のような幻想的な世界観。フェスティバルが終わりを迎える、ゆったりとした夜のムードにあうムーディーな楽曲が中心で、圧倒的な歌唱力と表現力が見事に発揮されていた。