日本代表が3種目で金メダルを獲得 日本選手の多くが表彰台へ<ITTFアジア卓球選手権2024>
<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)> 13日、ITTFアジア選手権2024は大会最終日を迎え、全種目が終了した。 男子シングルスでは、日本のエース・張本智和(智和企画)が決勝で林詩棟(リンシドン・中国)を破り、見事な優勝。張本が金メダルを獲得し、アジアの頂点に輝いた。また、篠塚大登(愛知工業大)は銅メダルを獲得し、男子シングルスに出場した日本代表選手は全員が来年の世界選手権の代表権を獲得した。 男子ダブルスでは、戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)ペアが準々決勝で中国ペアを破り、準決勝進出。準決勝では韓国ペアに惜敗するも、見事銅メダルを獲得した。 女子団体は、決勝で中国と対戦。1番で張本美和(木下グループ)が王藝迪(ワンイーディ・中国)に勝利し、日本が先制。2番では伊藤美誠(スターツ)が世界女王・孫穎莎(スンイーシャ・中国)に惜敗も、3番で平野美宇(木下グループ)が陳幸同(チェンシントン・中国)を打ち破り再び日本がリード。4番では勢いに乗った張本が孫穎莎を下し、日本が中国にマッチカウント3-1で勝利した。 女子シングルスでは準決勝で張本と伊藤が対戦して、張本が勝利。決勝では張本は金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)と対戦し、金琴英の異質に苦しめられながら健闘するも、ゲームカウント1-3で敗れた。張本は銀メダル、伊藤は銅メダル獲得となった。 女子ダブルスでは、準決勝で大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)ペアが中国ペアを破り決勝へ。張本美和/木原美悠(木下グループ)ペアも決勝進出を決め、決勝は日本人対決となる。そして、決勝の日本人対決はフルゲームの激戦の末に、大藤/横井ペアが優勝。日本ペアがワンツーフィニッシュを決めた。
ITTFアジア選手権最終結果
<男子団体> 第1位:中国 第2位:台湾 第3位:韓国、インド <女子団体> 第1位:日本 第2位:中国 第3位:中国香港、インド <男子シングルス> 第1位:張本智和(智和企画) 第2位:林詩棟(リンシドン・中国) 第3位:篠塚大登(愛知工業大)、呉晙誠(オジュンソン・韓国) <女子シングルス> 第1位:金琴英(キムクンヨン・北朝鮮) 第2位:張本美和(木下グループ) 第3位:伊藤美誠(スターツ)、杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港) <男子ダブルス> 第1位:林鐘勲(イムジョンフン)/安宰賢(アンジェヒョン・韓国) 第2位:パン・コーエン/アイザック・クエク(シンガポール) 第3位:戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)、WONG Qi Shen/CHOONG Javen(マレーシア) <女子ダブルス> 第1位:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス) 第2位:張本美和/木原美悠(木下グループ) 第3位:スティルタ・ムカルジー/アイヒカ・ムカルジー(インド)、蒯曼(クアイマン)/陳幸同(チェンシントン・中国) <混合ダブルス> 第1位:林詩棟(リンシドン)/蒯曼(クアイマン・中国) 第2位:李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮) 第3位:林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)、HAM Yu Song/ピョン・ソンギョン(北朝鮮)