菅野智之&小笠原慎之介が最弱球団に? 「来年も弱い」が…シカゴからラブコール
今オフも才能豊かな多くの日本選手が海を渡ろうとしている。米メディアを最もにぎわせているのはポスティングシステムでの移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)だが、他の選手についても特徴や紹介、移籍先の候補が伝えられている。 【動画】アイドルにチーム状況を説明する小笠原 そうした中、巨人・菅野智之投手(35)と中日・小笠原慎之介投手(27)が思わぬところでリストアップされた。それはシカゴの情報を発信する地元メディア「SPORTS MOCKERY」で「ホワイトソックスが今オフシーズンに狙うべきフリーエージェント選手」として2人の名前が挙げられたのだ。 ホワイトソックスといえば、今季のア・リーグ中地区でぶっちぎりの最下位に転落。5月下旬から14連敗、7月中旬からは同リーグ記録に並ぶ21連敗を喫し、最終的には41勝121敗と近代史に残る歴史的大敗北となった。おまけに、グリフォル監督が低迷の責任を選手になすりつけるような発言をしたことで内紛まで勃発し、成績不振も相まって8月に解任された。また、優勝争いを展開していたドジャースからトレードで加入したバルガスが、目を疑うような連敗地獄に放心状態となった姿も記憶に新しい。 クリス・ゲッツGMは今オフの補強ポイントに「ベテランの先発投手」を念頭に置いており、同メディアは「理にかなっている」と同調。その上で今後の見通しを「チームは来年も弱いだろうし、長期の大型契約を結ぶ可能性は低い。FA市場トップクラスの先発投手を獲得することは非現実的」と自虐的に伝えた。 2人はメッツからFAとなったキンタナらとともに獲得候補とされ、小笠原については「彼の投球がMLBで通用するか疑問に思うかもしれない。しかし、同郷(日本)の今永昇太は圧倒的な投球がなくても成功できることを証明した。小笠原は比較的安価な移籍金で獲得できる可能性がある」。そして、菅野に関しては「日本で素晴らしいキャリアを築いてきた。しかし、年齢を考えるとMLBで長期契約は難しいだろう。彼の状況はホワイトソックスに有利に働くかもしれない。好投すればシーズン後半には優勝候補チームに移籍する可能性がある」と〝トレードありき〟での獲得とした。 夢の実現に向かう日本選手たちはどこのユニホームを着ることになるのか。
東スポWEB