市職員千人で登下校見守り 北九州、中3殺傷事件受け
北九州市にあるマクドナルドの店舗で中学3年の男女が殺傷された事件を受け、武内和久市長は18日、記者会見を開き、職員約千人を動員し、子どもの登下校の見守りに当たると発表した。19日から当面の間、市全域で実施する。 市によると、市立の小中高校などで16~17日、延べ約6千人超が登校を見合わせ、18日も2千人超に上った。メンタルケアが急務で、市は心や体の不調に関するリストを学校に配布。24時間体制の相談窓口も周知する。 市は2人の通学先の中学で17日、スクールカウンセラーを増員して生徒たちへのアンケートや個人面談を実施している。