楽天・辰己涼介が全身ゴールドで登場 「これがしたいがために頑張ってきた」 G・G賞の授賞式で強烈パフォーマンス
守備の名手に贈られる「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が28日、東京都内のホテルで行われた。楽天・辰己涼介外野手(27)は4年連続の受賞となったが、全身ゴールドの姿で登場し、会場の度肝を抜いた。 【写真】強烈過ぎた楽天・辰己のコスチューム NPB AWARDS 2024 表彰式会場に楽天・辰己が入場してきた瞬間、大きなどよめきと笑い声が起こった。 「テーマは三井ゴールデン・グラブ賞、そのままです。これがしたいがために頑張ってきた」 金ラメのタキシードに加え、肌が露出している頭の先から首、両手も金色でペインティングして全身ゴールド。金色ジャケットで登場した2年前の表彰式で「来年は上下ともにゴールデンで」と発言したが、昨年は新婚ということで新郎をテーマに全身真っ白なスーツに変更。「言ったことは責任を持ってやるのが僕の流儀。まあ、何をしても似合うなと思いました」と、1年遅れで〝約束〟を果たした。 今季はプロ野球新記録となる外野手シーズン最多刺殺397を達成し、4年連続の受賞。「この衣装と打って変わって、堅実な守備が売り。今年に関しては『(打球が)飛んで来い、来い』という気持ちで前のめりにやっていたので、守備の神様が見ていてくれたんだと思う。来季は400刺殺できるように、またチームを救っていきたい」と振り返った。 出番前のメーク室。金色に光り輝く顔でセリーナ夫人に「僕と結婚してよかったですか?」と語り掛けると、愛妻から「こうなることは分かっていた(笑)」との返答。「セリちゃんじゃなきゃ、僕と結婚したいという人は出てこないと思うので、本当にいい奥さんに恵まれた」と話し、これまた金色の衣装を着た2歳の愛息を抱き上げた。そして最後に、「また来年、楽しみにしていてください」と今年を超える衝撃を予告した。(東山貴実)