阪神・中野がプロ初ダウン 500万減の1億4500万円で更改 来季は打率3割と盗塁王目標 昨オフ結婚の妻を「喜ばせられるように」
阪神の中野拓夢内野手(28)が6日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、プロ入り後初のダウンとなる500万減の1億4500万円で更改した。(金額は推定) 【写真】クラシカルなスーツを着こなす中野 会見中は厳しい表情ばかり 4年目の今季は2年連続で全試合出場を達成したが、打率・232、1本塁打、32打点、6盗塁に終わり「自分自身いろいろチャレンジしたが、良くない方向にいってしまった。打球スピードを上げたり、強く振らないといけないと考えて、体ごと振ってしまったり、バッティングにいい影響が出なかった」と反省を口にした。 昨オフに結婚。「1年間ケガなく野球ができたのは、奥さんが常に自分の体調であったり、食事に関してもバランス良く作っていただいたおかげ」と妻への感謝を述べ、「来シーズンはいい成績を出して奥さんを喜ばせられるように頑張りたい」と逆襲を誓った。 5年目の来季に向けて「個人としてはキャリアハイを目指したい。もう一度、盗塁王を取り返せるようにチャレンジしていきたい」と意気込み、打率3割と30盗塁を目標に掲げた。