Netflixドラマ『極悪女王』イベント ゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽がプロレストレーニングを語る
剛力「おそらく負けず嫌いが揃ったんだと思います。できないで(練習を)終わらせない。絶対にできるまでやり続けるし、たぶんみなさんの見えていないところで密かな努力というか、何かを絶対にされていたんだと思います。会うたびにみなさんどんどん、いつの間にそんなにできるようになったの?という姿を見て私も奮い立たされるというか。なかなか家では音を出せないので、動きとか形とか、そういうところは復習したり予習したり、イメージトレーニングとかはしていましたね」 白石監督「撮影前の段階で、すでに長与さんから『何人か、あと少し練習したらデビューできる子いますよ』みたいなことをおっしゃってくれたので、ホントに?っていう感じでした。撮影しながらも、ずっとプロレスの練習は続いてるんですよ。芝居のない人は道場に行って練習したりしていました。また、撮影してたら助監督さんがやってきて、『誰々さんがジャーマンスープレックスできるようになりましたよ』『次の試合(場面)で(ジャーマンを)入れようと思ってます』って大丈夫かなって。長与さんも大丈夫って言ってましたと(笑)」 プロレススーパーバイザーの長与は、プロレスラーを演じる俳優たちが道場にやってきた時から「私は役者さんをプロレスラーと呼んでいました」とのこと。それが実際、2年にも及ぶトレーニングで「確実にプロレスラーになったと思います」と太鼓判。ダンプも自身を演じたゆりやんに、「すっごくがんばった。ゆりやん見てると自分じゃねえかと思っちゃった。口の形とか、すべてがダンプ松本になってたよね。すっごい勉強したと思うよ」と絶賛した。ドラマに説得力を生み出すに不可欠なプロレスシーンの迫力と、実在の人物を演じる再現度は、ぜひ本編を見て確認していただきたい。「ガタガタうるせえんだ!『極悪女王』、見ないヤツは全員ぶっ殺すぞー!」と、イベントでもゆりやんはダンプになりきっていた。彼女たちの体当たり演技と感動のドラマをNetflixで!
取材・文・写真/新井宏