西武・平良海馬、来季の先発復帰を熱望「個人的には先発の方がチームに貢献できると思っている」
西武の平良海馬投手(24)が来季の先発ローテーション復帰を目指し、秋季キャンプで下半身強化に取り組んでいる。 ■戦力外通告を受けた選手はこちら【一覧】 埼玉県所沢市内の球団施設で行っている秋季キャンプに参加し、8日は投手陣の投内連係プレーのノックなどで汗を流した。9日はグラウンドでのランニングなど軽めのメニューをこなした。 「今は球速アップのためにウエートトレーニングを中心にやっている。下半身で地面をしっかり押して、それがピッチングにつながるようになればいい」。この秋は下半身を鍛えるトレーニングに重点を置いている。 昨季は中継ぎから先発に転向して11勝(7敗)を挙げた。今季も開幕から先発ローテを守っていたが、右前腕部の張りで5月9日に登録を抹消された。3カ月以上の調整の末に8月下旬に1軍復帰すると、長いイニングではなく中継ぎでの登板となり、3勝2敗9ホールドの成績に終わった。 来季について「個人的には先発の方がチームに貢献できると思っている。チームにもそう言っていきます」と先発復帰を熱望する。そのために「上がれば上がるほどいい」と今後も球速アップに取り組んでいく。