まつもと演劇祭 10月11~13日に 長野県松本市
全国各地のアマチュア劇団が集う地域演劇祭「まつもと演劇祭」(実行委員会主催)が10月11~13日、長野県松本市の中心市街地6会場で開かれる。第27回の今年は過去最多の12劇団が出演し、初の野外公演など49公演を繰り広げる。街を回遊しながら、演劇尽くしの3日間を楽しめそうだ。 北海道から九州まで、市内4劇団を含む多種多彩な劇団が出演を予定する。野外公演の会場として初めて使用する大手門枡形跡広場(大手3)は無料で観劇できるほか、レトロ体験型博物館「上土シネマミュージアム」として生まれ変わった旧上土シネマも公演会場に加わった。150席を備える上土劇場(大手4)から30席の信濃ギャラリー(同)まで、大小の会場で味わう臨場感の違いも醍醐味(だいごみ)の一つだ。 12日午後1時からは、12劇団の代表が地域演劇を語るシンポジウムも開催する。永高英雄副実行委員長は「作品の作り手が運営する演劇祭として30年にわたって根付いてきた。一日に何度も、街のあちこちで舞台を楽しんで」と話している。 チケットは前売り一般2000円、学生1500円、当日は一般3000円、学生2000円。1枚で全公演を自由に鑑賞できる。実行委はボランティアスタッフ(無料鑑賞の特典付)も募集している。問い合わせは事務局(電話070・5595・5080)、詳細は公式ホームページへ。
市民タイムス