与論町の大雨による農業被害 約9100万円にも上る 鹿児島
鹿児島放送
先週、大雨特別警報が出るなど大雨に見舞われた与論町などの農業被害額が約9100万円に上ったことがわかりました。 今月8日以降、与論町付近で、1時間に約120mmを越える猛烈な雨が降り、気象庁は与論町に対し、警戒レベル5にあたる大雨特別警報を出しました。 この雨で与論島や沖永良部島の農業被害額が約9100万円に上っていて、県によりますと今月13日現在、与論町のインゲンで約2300万円、園芸植物のソリダゴで約1100万円、沖永良部島・知名町のバイレショで約1100万円の被害が確認されているということです。 このほか、農業用の倉庫や畜産用の施設が浸水するなどの被害も確認されています。与論町にある製糖工場でも浸水被害が確認されていて、県農政課はさらに被害額が増える可能性があるとしています。