「メッツはそれほど脅威には見えない」ドジャース地元メディアがライバル球団へのソト加入を「心配する必要はない」と“バッサリ”の理由とは
ヤンキースからFAとなっていたファン・ソトが争奪戦の末にメジャー史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)でメッツと契約した。 【動画】メッツ移籍で怒りの行動 ヤンキース・ファンのソトのユニフォーム炎上シーン この件について、ドジャース地元メディア『Dodgers Way』は「フアン・ソトをメッツに奪われたが、そのことで落胆するドジャースファンを見つけるのは難しいだろう」と、ダメージはないと記した。 また「結局、ドジャースは7億ドル以上のオファーを出さなかった唯一のチームとなった」と伝えると、「ロサンゼルスはテオスカー・ヘルナンデスに全力を注ぐ余地ができた。ヘルナンデスとの関係は、現時点ではファンが望むよりもやや不安定に見えるが、ドジャースには彼と再契約するのに十分な予算がある」と指摘した。 さらに「メッツとドジャースは今年、ナ・リーグ優勝決定シリーズで対戦したが、信じられないほど一方的な試合で、ロサンゼルスが勝利した。この試合が将来、おそらくは2025年に再びポストシーズンで対決する可能性は十分にあるが、ソトがクイーンズ(ニューヨーク州)にいても、ドジャースがそれを心配する必要はない。それは、メッツの先発投手陣が恐ろしいというよりはむしろその逆だからだ」と、メッツの先発陣をバッサリとこき下ろした。 記事では、メッツの先発陣について「コウダイ・センガはおそらくこのリストの中で最も恐るべき投手」と、千賀滉大に一定の評価を示したものの、「2024年のほとんどをケガで過ごした。ポストシーズンでサプライズ復帰を果たしたが、地区シリーズでフィリーズに1回、リーグ優勝決定シリーズでドジャースに2回、大敗した」と紹介している。 「ソトはただ一人の選手に過ぎず、メッツの打線には他にも強力な打者がいるが、先発陣がドジャースのようなチームに対抗できなければ意味がない。2025年10月に再び対戦することになっても、メッツはそれほど脅威には見えない」と、ソト加入のメッツを恐れる必要はないことを強調していた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]