肉もご飯も豪快盛り! 大阪の行列店『レストランニューハマヤ』で8割の人が注文する定食「ダブダブ」とは
●大阪のビジネス街・本町で、連日大行列ができる『レストランニューハマヤ』。ボリューム満点の定食「ダブダブ」とは?
オフィスビルが立ち並ぶ大阪・本町エリアには、サラリーマンの胃袋を支える名店が立ち並んでいます。中でも有名なのが、大阪メトロ本町駅から徒歩3分の場所にある洋食屋『レストランニューハマヤ 瓦町店』。「ダブダブ」という謎のメニューを求めて、連日サラリーマンが押し寄せているそうです。 「ダブダブ」定食の正体を見る
混雑を避けるため開店時間の11時ちょうどに訪れたところ、すでに4人の先客が。オープンしてからわずか15分ほどで満席になりました。入り口付近のレジで注文とお会計を済ませて店内に入ると、目に飛び込んでくるのが、大きな鉄板に盛られた大量のお肉! 鉄板で豪快に調理したお肉と玉子がセットになった焼肉定食が名物で、なんと毎日30kgもの豚肉を使っているそうです。お肉がダブル(100g)、玉子もダブル(2枚)という意味の「ダブダブ」は、お客さんの8割が注文する人気メニュー。 そのほかにもお肉や玉子の量を増やした「トリダブ」や「トリプル」、玉子にイカのバター焼きを混ぜた「ミックス」などがあり、店内には呪文のような言葉が飛び交っていました。
たっぷりご飯をおひつで提供! 「ダブダブ」は牛&豚肉のいいとこ取り定食だった
席に着いたと同時に、おひつに入った大量のご飯と赤だしが運ばれてきました。ご飯は軽くお茶碗3杯分はあり、空になったらおかわりもできます。さすがはサラリーマンに愛されるガッツリ飯、サービスも豪快です。
ほどなくして豚の薄切り肉を使った焼肉と半熟玉子、千切りキャベツがのった「ダブダブ」もが出てきました。提供時間が早く、サクッと食べて仕事に戻れるのもビジネス街で長年愛される秘訣なのでしょう。 豚肉はニンニク醤油が効いた濃いめの味付け。炒めるときに牛脂を使っているらしく、豚肉なのにほんのり牛肉の旨味も感じられます。味付けの決め手は、大量のすりおろし玉ねぎ。お肉の臭み取りと甘みを加える役割があるそうです。
鉄板でしっかり焼かれた噛み応えがあるお肉に、パンチの効いた甘辛いタレが辛み、ご飯との相性が抜群。お肉、ご飯、お肉、ご飯……という永遠のループ! はじめはおひつに入った大量のご飯を見てびっくりしましたが、その理由がわかった気がします。