カラーアイテムをお洒落にコーディネートするコツは?
「色物をおしゃれに着こなしたい」と考えるメンズに向けて、今回は海外のおしゃれなカラーコーデ事例とともに着こなしテクニックを紹介! カラーアイテムを駆使したメンズコーデをもっと見る
配色のテクニックでお洒落に見せるには、「60:30:10」の黄金比を意識するのが◎
スタイリングにおけるカラーの組み合わせは、配色比率を意識することが重要だ。そのガイドとなるのが「60:30:10」の黄金比。スタイリングの雰囲気を構成するベースカラーは60%とし、そのイメージをサポートするアソートカラーが30%、特定のパートを強調するアクセントカラーが10%であれば、視覚的にバランスが良く、シンプルさと一貫性が担保されるとされている。カラーコーデがいまいちと感じる方は、ぜひこの比率を意識してコーディネートを組んでみてほしい。
着こなしポイント①「冬コーデのバランスを整えるには、ベースカラーをアウターに、アソートカラーをボトムスに、アクセントカラーをインナーに当て込むのが◎」
着丈長めのオーバーコートやボリューミーな防寒アウターが主力となる冬コーデの配色バランスを整えるには、ベースカラーをアウターに、アソートカラーをボトムスに、アクセントカラーをインナーに当て込むのが得策だ。特に膝丈より長めのロング丈なら、フルレングスのワイドパンツやバギーデニムともバランスが良く、良い按配の配色比率をつくりやすい。
着こなしポイント②「上半身のレイヤードをダークな色味で馴染ませながら、アクセントとなるボトムスでコーデの印象をリフレッシュ」
「60-30-10 ルール」に則って色の選択や組み合わせを考えるのが常套テクニックとされているが、ルールにとらわれずスタイリングを構築しても、お洒落に見えれば結果オーライ。本来アクセントカラー(強調色)は、イエローやオレンジ、グリーンなど発色の良い色味をワンポイント(=10%)で主張させるのが効果的だが、コーデの印象をリフレッシュし一気にイメージを刷新するなら、下のコーデのようにあえて分量多めで大胆に打ち出してみるのも面白い。
着こなしポイント③「落ち着いた色味の秋冬コーデにアクセントを効かせるなら、カラーのバリエーション豊富なスニーカーが有力な選択肢」
黒やチャコール、ネイビーなどダークカラーやしっとりと落ち着いた色味が主力となる秋冬のコーデにアクセントを効かせるなら、ビビッドカラーやカラフルな配色も豊富にあるスニーカーが有力な選択肢。抜けを作れる定番の白スニーカーでこなれ感を演出するも良し、ビビッドカラーでアクセントを効かせるも良し、カラフルな配色の遊びでハズしてみるのも一興だ。
OTOKOMAE