【独自】「滑舌悪いから歌え。歌詞を間違えたら罰金」男性役員から10年以上続いた過酷なパワハラの実態『暴言』『罰金制度』『使い走り』...「無かったことにはできない」廣岡揮八郎の三田屋の元従業員が提訴へ
代理人弁護士「男性役員はパワハラの一部を認め、謝罪」
男性役員によるパワハラや罰金などの疑惑について、三田屋に取材を申し込んだところ、代理人弁護士から回答が寄せられた。 (三田屋の代理人弁護士)「男性役員は労働者側が主張するパワハラの一部を認め、反省し謝罪を表明している」 また、罰金については… (三田屋の代理人弁護士)「特定の従業員との間でミスがあったら金銭を徴収して積み立てておき、会食費用や物品購入費用として従業員本人に利益還元していた。もっとも、このような措置は不適正な職務執行であり、モラル上問題があることから、後日、反省し従業員本人に謝罪した。コンビニ等における買い物を依頼したことがあり、その都度、費用を清算していたが、費用清算の失念が発生していた」 そして、罰金に関してはAさん側に金銭を支払うことを提案していて、調停で解決する意向だとしている。
男性役員と会社を提訴へ「無かったことにはできない」
男性役員によるパワハラ被害を訴えるAさん。謝罪は不十分などとして、男性役員と会社を相手どり、罰金として徴収された金の返還や慰謝料など計約1600万円の支払いを求め、9月13日にも神戸地裁尼崎支部に提訴する方針だ。 (Aさん)「謝罪だけすればいいというものでもないですし。無かったことにはできないことなので。(男性役員が)いい年して善悪もつけられない、しようとしない。なので、怒りよりも今は悲しい」 (2024年9月10日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)