【陸上】23年東京マラソン2位のゲメチュに4年間の資格停止処分 ドーピング違反により20年3月以降抹消
世界陸連の独立不正監査機関、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU)は10月31日、女子長距離のT.ゲメチュ(エチオピア)に対して4年間の資格停止処分を科すことを発表した。 東京五輪男子110mH銅のリーヴァイが4年間の資格停止処分 昨年に禁止薬物使用が発覚 禁止物質・方法の使用が生体パスポートにより発覚したためで、処分の期間は2023年11月30日からの4年間。20年3月22日から23年11月30日の成績は取り消される。ゲメチュは19年ドーハ世界選手権5000m4位の25歳。23年の東京マラソンでは2位に入っていた。 なお、ドーハ世界選手権5000mでは田中希実(当時・豊田自動織機TC、現・New Balance)が14位に入っており、ゲメチュの結果が抹消となれば繰り上がる可能性もある。また、東京マラソンでは松田瑞生(ダイハツ)が6位、細田あい(エディオン)が7位に入っていた。 そのほか、AIUは10月中にケニア、エチオピアの複数の長距離選手に対して資格停止処分または暫定資格停止処分を科すことを発表している。
月陸編集部