トム・クルーズ、1990年のレース映画『デイズ・オブ・サンダー』の続編を検討中だと報じられる
トム・クルーズ、1990年のレース映画『デイズ・オブ・サンダー』の続編を検討中だと報じられる
トム・クルーズは、「トップガン」第3作と「ミッション:インポッシブル」第8作を制作してもまだ満足していない。どうやら意外な作品の続編を検討しているようだ。 The Hollywood Reporterによると、クルーズはストックカーレースの世界を描いた1990年公開の『デイズ・オブ・サンダー』の続編をパラマウント・ピクチャーズと検討しているという。交渉は初期段階であり、現在はスタジオが脚本家を探していること、そしてクルーズのスケジュールがつねに過密であることから、クルーズの関与は脚本次第になるようだ。 クルーズが取り組むプロジェクトのなかでも、『デイズ・オブ・サンダー』の続編は間違いなく意外なものだ。オリジナル版の興行成績は振るわず、批評家からも評価されなかったが、数十年の間に再び評価されるようになった。さらに、『トップガン マーヴェリック』が大ヒットしたことにより、トム・クルーズのなつかしのアクション作品を見くびらないほうがいいことも証明された。 とはいえ、The Hollywood Reporterは、クルーズとパラマウントにとっての「最優先事項」は「トップガン」第3作だとしているため、『デイズ・オブ・サンダー』の続編に優先順位が譲られることは期待しないほうがいいだろう。そんななかで「ミッション:インポッシブル」第8作の制作も進められており、記事によれば予算はなんと4億ドル(約612億円)に迫る勢いだという。なお、現在はポストプロダクションに入っており、米国で2025年5月23日に公開される予定だ。 『デイズ・オブ・サンダー』は故トニー・スコット監督、クルーズ主演の作品で、NASCARで名を上げたいという野心を持った若きレーサーの物語を描いている。共演は、ニコール・キッドマン、ロバート・デュヴァル、ランディ・クエイド、ケイリー・エルウィス、キャロライン・ウィリアムズ、マイケル・ルーカー。 『デイズ・オブ・サンダー』はU-NEXTで見放題配信中。続編の内容は不明だが、まずはしっかりとエンジンがかかるかどうかを確かめなければならない。
Alex Stedman