ダイアン・津田篤宏 今月12日に手術した『真珠腫性中耳炎』とは 医師を取材
お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さん(47)が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、『真珠腫性中耳炎(しんじゅしゅせいちゅうじえん)』のため手術したことを報告。津田さんが昔から悩まされていたという『真珠腫性中耳炎』とはどのような病気なのか、医師に取材しました。 【画像】ダイアン・津田篤宏、真珠腫性中耳炎の手術をしていた 「なかなかしんどくて」 帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科の白馬伸洋教授によると、『真珠腫性中耳炎』とは、鼓膜の一部分が中耳側に入り込むことで起こる病気です。入り込んだ鼓膜に耳垢がたまり、大きくとなると真珠のような塊ができ、周囲の骨を壊してしまうといいます。 周囲の神経を傷つけてしまうこともあり、難聴や顔面神経まひなど引き起こす恐れもあるということです。 特に発症しやすいとされるのは、「一つはアレルギーとか蓄膿(ちくのう)とか鼻水が出るので(はなを)すすってしまうっていうタイプの方ですよね。進行がゆっくりなのでだんだん聞こえにくい。ある日聞こえが悪いなって調べてみて、耳鼻科行ってみたら“真珠腫がありますね”って場合が多いです」と、白馬教授はいいます。 真珠腫が大きくなってしまった場合、解決策としては、その真珠腫を取り除くための手術を受けることが望ましいといいます。 (2024年3月19日放送『news every.』より)